鼠の騙し討ち

太刀打できますん

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自分の中では隠れた名作「ラブリー・ラブドール」の所感。隠れすぎて見つからないのでちょっとだけでも普及活動として感想を書いてみたのですが、所詮数年前のゲーム。今更何をどうしたところで、と言ったところですがまあいいや。心がパンクして頑張ろう。

なんか無性に抜きゲがやりたい、と思い三千円以下のエロゲでもないかしらん、と探した結果引き当てたのが「ラブリー・ラブドール」でした。
この作品は、ダッチワイフもといラブドールが突然家に送られてきてそのラブドール「アイリ」とエッチ三昧な日々を送るというもの。
突然家にラブドールが送られてくるって凄くね?もっと凄い展開は世の中にゴロゴロとしていますが、ラブドールですから用途が一つしか思い浮かばないということに驚愕を感じえないのでした。エロゲだから当たり前?否、断じて否である。空からヒロインが降ってきたりしても、道端でネコ耳ヒロインを偶然拾ったとしても、突然送られてきたラブドール/人形がヒロインでした、というのは逆の逆は表と言った展開で驚きなのです。
もちろん(?)このラブドール「アイリ」には人によって作り出された感情や肉体に与えられた刺激に対しての反応も存在し、喋ったりエッチの時に感じたりする事も出来るのです。
そしてこのゲームの一番の見所といえば、コスチュームプレイ。好みのコスチュームを着せて様々なシチュエーションを堪能できるという、実はそのシステムだけで購入を決定してしまいました。スク水万歳。
そしてプレイしてみて思ったのですが、案外シナリオがしっかり作ってある。
与えられたものしか持たない機械の頭とシリコンで出来た体とで、主人公との交流(エロですが)を通じて新たな感情を獲得していく、と言った様子が丁寧に描かれており、抜きゲを購入するとき、イラストとシチュ重視の陵辱物中心に選んでいたので、こういったゲームをするのは「いたいけな彼女」と同等の驚きがありました。


人形と人間との恋物語、というのを「ちょびっツ」くらいしか見た事が無かったので(EVER17の空さんはどうもギミック寄りの話でしたし)このラブリーラブドールは新鮮でした。
基本的には終わりが見えている中で、主人公がヒロインの為に走り回って頑張って、それでもダメで諦めて周りの人からの助けを借りる、と言ったもの。
次第に心を持って主人公に接していくヒロインの姿と、そのヒロインに心を引かれて戸惑いながらも自分の感情を受け入れていく主人公と、その二人の様子に戸惑う周りの人物。アンドロイドと人間の物語ではこういったものが王道ではないかなぁ、とか思うのですが、先の読める展開なだけとも言いますか。けれども、アイリ編ラスト付近でのアイリと別れた後の主人公が、アイリと過ごした日々との決着を付けるシーンは、真摯に過去を受け止める気持ちの表れを描いており、この作品の終わりを飾るに相応しいシーンでした。その後もまだ続きますがね。

さて、残念だった点なのですが、まずこのゲームの主目的であるところの毎晩行われる着せ替えエッチなのですが、着せ替えエッチ自体はシナリオが進行していくにつれ感情移入度も高まっているので大変満足する内容(もちろん亜鉛を消費する的な意味で)にも関わらず、そのエッチ自体が物語とはリンクせず物語自体の選択肢によって進行してしまうというのが少々残念。やはりエッチを主として扱っているのならば、プレイの内容などが物語に影響を与えるようにしても良いんじゃないかしらん、などと思ってしまう。やはり、愛のあるセックスに対してアイリが愛情というものを感じ取って二人の関係が本物になっていく、と言った展開でもよかったかなぁとも思う。そういったことをするには、絶対的にアイリの描写が欠けていたようにも思う。
主人公を写し出す時には一人称で、ヒロインを写す場面となると三人称になってしまうのですが、ここはアイリの一人称がみたかったなぁ。SMプレイの時のアイリが可愛すぎただけに、「青い涙」や「CARNIVAL」のようにヒロインの視点も入れて欲しかった。その点、「いたいけな彼女」では、ほのかのオナニーシーンでの心情吐露が痛烈な衝撃を持ってきていた。まさかオナニーシーンで泣くとは思わなかったわぁ。
さて、アイリの描写が欠けていたのには、アイリが人形だからということもあったか。しかし、彼女の製造された過程が顕わになったとき、彼女の視点での周りの見かたというのも興味があった、と言った感じ。

あれ?残念なところの方が長くなったぞ?
とか言いつつ、さらに重要なネタバレをしつつ残念だったところでも。

この作品、完全なアンドロイド物かと思いきや、アイリの感情の元になった人物がおり、最後にはその人物のごく一部が表面に出てくるということで、これは完全な機械と人間との恋ではなく、輪廻転生物になってしまっているのですよね。
確かにそういった話は刺激があって面白いのですが、やはり機械と人間との物語というテーマからは少しずれているなぁと感じてしまい、輪廻転生が軸にあるなら最初からそれを提示して描ききって欲しかったなぁと。

なにはともあれ、こうした哀愁漂う小世界での物語が読めたことには感謝。やはりエロゲはこうでなくては、などと思ったものです。
っていうかこのメーカー、「ふぃぎゅ@メイト」作った所なのか。ふぃぎゅ@はムービーと歌だけに興味があったのですが、これは中身も期待でき・・・るか?

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Author:あきねずみ

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