鼠の騙し討ち

太刀打できますん

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“大喰い”との激戦により、自らの虫を暴走
させてしまった“かっこう”こと薬屋大助は
隔離施設を破壊、負傷しながらも脱出する。
二人の少女が営む“便利屋きらり☆”に保護
された大助だが、街は未知の“同化型の虫憑
き”誕生を察知した特環・殲滅班の監視下に
あった。さらにその街からは奇妙なおまじな
い“コアトルヘッド”のブームが全国に広が
りつつあり――それは、さまよう獣たちが取
り戻す、最高で最悪のロスト・メモリーズ!


ムシウタも8巻目に入り、6巻7巻と続けて外堀を埋めていくような展開でしたが、今回の話は大助を中心としたものかと思いきや、新キャラや既存のキャラ深く掘り下げることもしていましたね。


以下ネタバレ全開で。


気に入ったのが耶麻本ラウさん。
愛恋を欠落者にしたことから良い印象は無かったのですけれど、彼女がなぜ、何のために動いているかを描写されれば、ころりと印象と言うものは変わりますよねw
世界は光の当て方次第で様々な形になる、とはよく言ったものだと。
後半、萌々に対して教師としての顔を覗かせた瞬間は彼女が本質的に・・・教師、いい人、うーん、なんか違うな・・・あ、そう、ツンデレ(コラ)なのですけれど、教え子とは言え戦う事をやめないのは自分なりの正義を持っており、そこには汚れ仕事も厭わず虫を殺す事に信念と意味を持ちそれを躊躇わないのは潔い。この作品は自分から嫌われ者になろうとする人が多いですなw

新キャラの萌々ですが、これはもう一人のかっこうですよね。もう一人のかっこうという意味では萌々の相方もそうですが、彼女は同化型としてのもう一人のかっこうで、その結末はかっこう自身が辿るかも知れないものになっています。
この作品は虫憑きたちと虫を巡る繋がりや受け継いでいくものを描いた、いわば虫社会を構築しているのですよね。
萌々は最後に救われたものだと思いますけれど、その虫を巡る中で、かっこうには萌々とは違った救いがあると。
萌々にはダイスケしか居ませんでしたけれど、(きらりも居ましたが、彼女は一人だけでは立ち回れない性質でしたし)かっこうには詩歌の他に記憶を取り戻したアリアヴァレイこと千晴に、力を持ち準備を整え眠りについた土師や他にもかっこうを知る人が大勢居るのは、小世界で救われた萌々よりも虫を巡る世界での救いが、おそらく用意されているのでしょう。

個人的に土師はタヌキ寝入りを決め込んでいるだけで、自分抜きで周りの成長を(五郎丸さんとか)促し、おいしいとこだけ持っていきそうな気がしますw

そろそろ終局も見えてきた今回。次は別のキャラを掘り下げそうではありますが、なんにせよ続いていく限りこの作品は追い続けたいですな。

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あきねずみ

Author:あきねずみ

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