鼠の騙し討ち

太刀打できますん

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梅雨を跨いで夏が来てしまったのではないかという気温の中、暑さに弱い僕はバテバテになっていた。
こんなことでは、本格的な夏が来た時にはどうなってしまうのだろうか。

もっと体力をつけねばならない。
そうだ、精のつくものでも食べて元気を出そう。そうすれば暑さなんて吹っ飛ぶはずだ。
さて、何を食べようか。
やはり、肉か?肉なのか?
とは言っても財布の中身はそれほど豊かではないので、手軽なもので済ませようと僕は無い知恵絞って考えた。

うん、目の前のマクドナルドでいいや。
なんて打算的なのだろう。その前にファーストフードみたいな、体力がつくどころか合成着色や添加物がてんこ盛りに混合されたジャンクなフードでは僕の体はますます弱体の一途を辿る事になるだろう。
でも、目の前にあるのだからいいではないか。そこまでして精のつく食べ物を彷徨い求めた挙句に体力を消耗するのならば、手近なもので済ますのはとても効率的ではないか、などと言い訳は完了。

自動ドアが開き、人の列に並びながら何を食べようかと考える。様々なメニューがあるが、実はこの手の店には通いなれてはいないので何を頼んだらいいのか検討がつかない。
どうしようか、と考えていると列はドンドン進んで行きもう目の前に人が注文をしている段階になってしまった。
まあ、前の人と同じものでいいや。
と考え、やはり僕は主体性の無い人間だなぁと落ち込んでしまう。飲食店のメニューくらい確固とした自己の意見を持ち、好みの食物を注文し、満足のいく食事をし、会計の時に笑顔で店の方に「ありがとうございましたー」くらい言える様にならなければいけない。なんて訳は無く、たかが飯くらい食えればいいじゃない、と切に思う。
前に立っている人がなんとかセットを6個(セットなのに個というのはなんだか変だなぁ)テイクアウトで頼んでいたので僕もそれに習ってたくさん頼んでみよう。その人は他の人の分を頼んでいたのだと思うのだけれど、初志貫徹は大事な事だ。僕は前の人と同じものを注文するのだ、という使命感が沸々を無駄に沸いてきた。

そして僕の番が回ってきて、前に立っている女性店員に向かって注文をした。



「えっと・・・コーラのMサイズと君の性病をテイクアウトで。あ、スマイルは結構です」

「お客様。自動販売機ならここを出て突き当たりを左に行ったところにございますよ」

と店員のお姉さんが笑顔で返すものだから、どうやらこちらの注文は受け入れてもらえなかったらしい。スマイルは要らないといったはずだ。
しかし、それ以前に店員さんの笑っていても青筋が立っている憤怒の表情に僕は脅え縮こまって逃げるように店を出た。(実際には相変わらずの間の抜けた表情でフラフラ店を出ただけだが)
そして、突き当りを左に曲がり自動販売機でおしるこを買った。

<了>



うーん、なんとなくだけど、あれです。
このブログやめよっかなぁ、と思っていたのですけれど、いろんなことがあったって人生とかは続いていくわけですよ。だからこのブログも続けていこうと思います。続けていけると思います。適当にね。

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あきねずみ

Author:あきねずみ

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