鼠の騙し討ち

太刀打できますん

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絶望系 閉じられた世界  著 谷川流

涼宮ハルヒシリーズでおなじみの谷川さんの作品。この作品は陰鬱な話なのですけれど、出来事や人物の会話が役割や役目を過ぎず暗い話がただ淡々とキャラクターの感情が入る余地が少なく事実のみを与え続けられるので結構読みやすかった。
終盤になって明かされる姉の目的であるところの正しい世界を作る、天使が言い換えるところの地獄を作る事も、最初から最後を通して建御を人間から装置に変えていく事で実践しており(正しい世界と言うのは全ての人間を装置に変えることでいいかな?)、するべきことがはっきりし過ぎています。
別にそれは悪い事じゃなくこの作品の建御以外が役割を演じることしかしない装置であることからして、はっきりしているのは当然の事で疑いようが無いのですがね。
そんなこと言いつつも結局この作品は最後の一文が示したように、ただ遊びたかっただけなんじゃないかしらん。
誰もが一度は空想した残酷な世界で好き勝手言いたかっただけなのでは?なんて思います。
どういったらいいのか、自分で敷いたレールを自分の好みの速度で電車を走らせたような印象。でもその電車は、駅(読者)に着いてもドアは開きませんでしたけどね。まさにタイトル通りだと思います。

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あきねずみ

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